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南天の栽培管理

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栽培カレンダー

植え付けや植え替えの時期、用土は?

植え付け時期

植え替え適期は2月から4月まで、または9月ごろの期間です。

基本的に休眠期を終える春前と、気温が落ち着てきた秋口の9月ごろが一番適しています。

用土と植え替え方

土壌酸度は、酸性の土壌を好みます。基本的に用土は選びませんが、水はけ、通気性のいい適度に湿度を保つ、有機質を多く含む、どちらかとゆうとやや粘土質の土を好みます。

鉢植えの用土

鉢植えの場合は、

基本配合として、

赤玉土(小粒)4

腐葉土3

黒土3

または

赤玉土(小粒)7

腐葉土3

の割合で用土を配合して植え付けます。

植え付けの際は、鉢底に鉢底石をして、植え替えます。

元肥

同時に元肥としてマガンプK(マグァンプK)などの暖効肥料などを入れておきます

マガンプkは優れた肥料で、暖効性で水やりなどで溶けて流れることのないように、

極力水に溶けずに、根に触れても根焼けしにくく、長く効果が持続するように作られています。

肥料切れの心配を解消してくれる優れものです。

鉢植えの植え替え

植え替えの際は

鉢植えは2年から3年毎に一度、

植え付け時と同じ要領で、一回り大きな鉢に植え替えてください。

庭植の用土と植え付け方法

庭植する際は

根鉢の倍の大きさの植穴を開けて

あらかじめ腐葉土などを混ぜて深植えにならないように植え付けます。

深植えしてしまうと根が呼吸できなくなったり、

根腐れの原因にもなる場合がありますので、注意が必要です。

できれば、若干深めに植穴を開けて、そこにバーク堆肥を入れておくと、土に微生物が繁殖しやすくなり

植物にとって栄養のある肥えた土を作ります。

株間

複数の株を植え付けるときは

大きく成長することを考慮して、十分な株間をとりましょう。

生け垣を作る以外は一般的に、複数植えつることは少ないと思いますが、他の植物を今作する場合は多いと思います。

南天は、通常樹木の下のほうには、葉が茂ることはなく、傘のように、下のほうにスペースが開きます。

その空いたスペースに紫陽花などの、他の株を植え付ける事もできます。

南天と紫陽花が重なりあう様子

元肥

こちらも植え込み時に

バーク堆肥や油粕、

元肥としてマグアンプKなどを混ぜ込んでおくと安心です。

庭植の場合は大粒のマガンプKがおすすめです。

育て方や栽培管理、鉢植えの置き場などは?

植え付けの場所・鉢植えの置き場所

午前中日が当たるような半日陰を好みます。強い西日の当たる場所は避けて植え付けましょう。

庭植

庭植の場合、半日陰に植えつけます。

日本では古くからの風習で、建物の鬼門、裏鬼門の方角に植えつけられているのがよく見られます。

鉢植え

鉢植えの場合も半日陰に置くのが理想ですが、

耐暑性耐寒性もあり冬場、霜が降りたり、雪が積もっても大丈夫ですが、鉢植えで動かせる場合は、念のために雪の日は軒下などに移動しておきましょう。

水やりの頻度は?

庭植の場合

基本的には必要ありませんが、

植え付けてすぐでまだ根が十分に育っていない時期や、雨が降らない日が続いたときは水やりが必要です。

完全に根が育ってきたっら、よっぽどでない限り水やりする必要はありません。

鉢植え

鉢植えの場合は、土の表面が乾いたらたっぷり水やりします。根が比較的浅く張りますので、水きれには注意が必要です。

肥料

肥料は元肥の他に毎年

12月~翌年1月ごろに暖効性肥料の油粕

寒肥を1回施し

2月~4月ごろ月に1回暖功性の化成肥料か油粕などの肥料を与えます。

年間で合計2回与えます

剪定などの作業

花が枯れた後の作業

必要ありません。

枝の剪定作業

剪定適期は3月~4月ごろと9月~10月の年2回です。

南天は非常に繁殖力の強い植物で、植え付け後しばらくすると、地下の根が横に広がって、

地上にたくさんの幹を出していきます。放任すると株がどんどん広がり、どんどん幹を増やします。

幹が増えてくると、葉が生い茂り風通しが悪くなります。

風通しが悪くなると病害虫の発生の原因になりますので定期的な剪定が必要になります。

南天の株は、一度実をつけた枝にはしばらく実をつけない性質があります。

剪定するときは実がついていた枝を選んで切っていくといいでしょう。

刈り込んだ幹は挿し木に利用することができます。

増やし方は?

南天は、繁殖力が強く、挿し木や株分けで簡単に増やすことができます。

挿し木の適期は4月から6月ごろで、

剪定などで出た幹を挿しておくとよいでしょう。

木化する前の青い新芽があればなお簡単に根が出ます。

2013年に直接庭に挿し木しました。

2018年3月の様子です。上と同じ苗ですが根付いた後2年目に若干移動させました。

移植する場所が決まっている場合は、そのまま、その場所にさしても何とかなつきます。

より確実に根を出したい場合は差し穂ように土を用意してください。

挿し木の用土は赤玉土などの単用でOKで、

挿し木した後はしばらくは日陰で管理します。

株分けする場合は、株の根元を掘り下げて根を付けた幹を切り取ります。

根は少しでもついていればいいですが、よりたくさん根をつけたまま切り取れると成功しやすくなります。

根が硬いので、のこぎりなどが必要です。

病害虫について

耐暑性、耐寒性ともに優れ、病気や害虫のも比較的強く、大変育てやすい植物です。

主な病気や害虫の被害や予防についてはこちらの記事をご覧ください。

レンダリング大

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