苗の準備
秋植えブロッコリーはかんたん
春植え夏どりのブロッコリーを初めて植え付けます。春植えは、害虫の問題があります。秋植えして冬の間に栽培するのは何度も経験していますし、
虫の心配もほとんどないので簡単なんですが、実際今日も秋植えのブロッコリーを収穫したばかりです。
秋植えの場合は、害虫の心配は全くいりません。雪が積もっても、トンネルをしていれば、雪が解けて1週間ほどは元気がないように見えますが、
晴れてくると元気をとりもどしてくれます。非常に簡単で、初心者の方には秋植えのブロッコリー栽培をお勧めします。
唯一気を付けないといけないのは、ヒヨドリなどの鳥獣ひがいで、冬場はネットを張っておかないと少しでも目を離すと鳥にやられます。
それ以外は2週間に一度ぐらいのペースで追肥してやるぐらいで、とにかく簡単にブロッコリーは育てられます。
春植え夏どりブロッコリーは難しい?
今回初めて夏どりタイプのブロッコリーを育てます。
ブロッコリーだけでは面白くないので、カリフラワーと比較しながら、プランターで育ててみたいと思います。
カリフラワーの栽培は、春植え秋植えを通して初めてで、全くの未知数ですが、、、
イメージ的に春植えのアブラナ科は難しいと思っていましたので、基本一度も育てたことがありませデした。
今回、アブラナ科野菜の春植えは本当にどれだけ難しか検証できたらいいなと。。。。
ブロッコリーとカリフラワー、早生と中早生
春植え夏採りのブロッコリーとカリフラワーをプランターで栽培して、双方の違いや育て方を紹介していきたいと思います。
今回準備した苗はカリフラワーが2つとブロッコリーが2つですが、
ブロッコリーは普通のブロッコリーが1つと、
もう一つはスティックタイプの「スティックセニョール」を準備しました。
本当は栽培期間を合わせたかったのですが、収穫までの目安は、
カリフラワーが早生で70日、普通のブロッコリーが中早生で105日、スティックセニョールは90日のものしか入手できませんでした。
カリフラワーやブロッコリーの詳し育て方は下にリンクしてある過去の記事を見てください。
カリフラワー苗の植え付け
3月6日(火)
カリフラワーの苗を植え付けました。
用土は最低単価の格安培養土で14Lで¥198(税込み)元肥入りです。2つ用意しました。
他に27Lの野菜用プランターと鉢底石を入れたネット5個です。それともちろんカリフラワーの苗2つです。
コツ1 鉢底石ネットは台所のコーナーネット
鉢底石を敷き詰めます。鉢底石はネットに入れて小分けにしています。
といっても台所用のコーナーネットですが。
ネットの口はお菓子などのを絞めるワイヤーなどで結んであります。
こうしておくと使いまわしがしやすく取り扱いがしやすくなります。
鉢底石を敷くことで水はけがよくなり、根腐れのリスクが軽減されます。
それだけではなく鉢底の穴から害虫などの侵入を抑制してくれます。
コツ2 土を半分くらいまで入れる(一度に目いっぱい入れない)
土を入れます。土を入れるときは、まずプランターの半分ぐらいまで入れます。
ポットに入っている苗を、ポットに入ったまま植え付け位置に置いてみて、
ポット苗の土の表面の高さが、プランターの給水スペースを十分取れているか確認して
ポットから取り出し土の上に置きます。
そのあと、苗の土の表面の高さまで土を入れ足してならします。
成長とともに後で土寄せすることを考えて、ウオータースペースに余裕をもって植え付けるといいでしょう。
勿論、土は多いほうが野菜にとっては、いいのは、いいんですが、わたしは土寄せと、ウオータースペースを取りたいので、
こんな感じにしています。土の節約にもなりますし、鉢底石もそうですが入れておくと、それだけ土の節約にもなります。
植え付け後はたっぷりと水やりをしておきましょう。
コツ3 洗濯ばさみを使います(ダンポールと不織布を使って害虫被害を軽減する)
植え付け後たっぷりと水やりをした後、春から夏にかけて害虫が発生することを予想して、今から防虫対策をしておきます。
防虫ネットより不織布のほうが安いので使っています。害虫が嫌がる銀の糸が入った防虫ネットなども販売されていて効果的ですが、
わたしはこの不織布で代用しています。価格もお手頃で、防寒にもなる優れものです。
防虫ネットや不織布をプランターに取り付けるにはダンポールが最適です。
カーボンファイバーなんですかね? 通常はまっすぐな棒状のポールですが、すごく弾力性があって曲がります。
もとに戻る力を利用してプランターの穴に入れるだけで、トンネルのアーチが簡単にできます。
不織布は洗濯ばさみで挟みます。
四方に各2つ、ぜんぶで8個の洗濯ばさみを使います。
後は両サイドを軽く結んでおくとある程度密封できます。
わたしの場合、不織布はロールで買って必要な分だけ切りながら使います。
一度や二度使っても捨てたりはせず、結構何度も使いまわしできますし、少々穴が開いたりしますが、
冬の雪除けや霜よけなどに使う場合は全然大丈夫なので、泥をかぶって汚れても軽くバケツで洗ったりしてまた使います。
バケツで洗った後はこんな風に支柱などにかけてしばらく干しておくことが多いです。
家庭菜園では135cm幅のものが使いやすいサイズです。
気になる方はこちらにちょうどいいのがありましたのでご覧ください。
不織布の幅はいろいろありますが、家庭菜園では135cmのものが使いやすいと思います。わたしはこちらのシートを使っています。お手頃価格で必要十分な機能を備えた優れものです。
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