2018年5月17日(木)
5月の中盤を過ぎて本日の気温は28℃を上回りました。大変暑いが続きますが、いかがお過ごしでしょうか?夏野菜の準備は順調ですか?私の夏野菜の植え付けは、まだ半分ぐらいしか終了していません。昨日コメリに行ったら大量の唐辛子ピーマン系の苗が大量に展示してありました。。。。。
札幌大長辛ナンバン唐辛子の苗
札幌大長辛ナンバン唐辛子の苗を入手しました。万願寺唐辛子の苗を探していたのですが見つからず、全然眼中になかったこの札幌大長辛ナンバン唐辛子の苗を購入することになりました。
札幌大長辛ナンバン唐辛子の特徴
札幌大長辛ナンバン唐辛子は、甘トウガラシではなく、辛い系の唐辛子です。といっても調理するとピリ辛でおいしく食べられる品種で、乾燥させて香辛料としても使用できる品種です。
伝統野菜
伝統野菜とは、地域の土壌や気候に適応して、その地域に根付いた品種で、目安としては、約100年ほどその地域で伝統的に栽培され続けている野菜のことを示します。この札幌大長辛ナンバン唐辛子は、北海道は札幌の伝統野菜です。札幌と東京都ではずいぶん機構が違うので若干心配ではありますが、今回はこの札幌大長辛ナンバン唐辛子のプランター栽培に挑戦したいと思います。
札幌大長辛ナンバン唐辛子の苗を購入
コメリでコメリオリジナルの苗を購入しました。プランターに新しい土で育てる予定ですので接木苗などは必要なく、普通の苗です。値段は格安ので鋳込み78円でした。苗の特徴は、第一印象がひょろ長いでした。普通の万願寺唐辛子の苗と比較してみると葉の形も、茎の形状も全然違いました。
苗の状態があまりよくないのですか?初めてなのではっきりとしたことはわかりませんが、苗は選んだんですが、だいたいみんなこんな感じでした。左は万願寺唐辛子の苗です。あきらめていたのですがやっと入手できました。
札幌大長辛ナンバン唐辛子の植え付け
植え付けの準備
植え付けは簡単です。丸型のプランターに植えつけるときは、苗がちょうど真ん中に植えつけることができたときは気持ちいいものです。あえて苗を端に植えるときもありますが、今回はど真ん中に一本植えたいと思います。あとから周りのスペースに何か売れるかもしれませんが、今のところはまだ決めていません。
準備するもの
いつもの要領で、準備するものは既製品の培養土14Lと10号程度の植木鉢、あるいはプランター、鉢底石とそれを入れるネットと札幌大長の苗です。
培養土
培養土は今回もコメリオリジナル培養土を使います。土壌酸度も調整済みで元肥とバーク堆肥がはいいています。今回も特に元肥の追加は考えていなかったのですが、植えつつ間際に、過リン酸石灰を少量混ぜておきました。
鉢底石
鉢底にはネットに入れた軽石を使用しています。分量は少なめで、鉢底が覆われる程度です。理由は鉢底石が高額であることと土の量を増やしたいからです。ネットは何でもいいのですが、今回も台所の排水口用のネットを使用しています。こうすることで鉢底石の使いまわしが楽にできます。
大きさもこれくらいがちょうどよいです。
プランター
今回使用するプランターは10号の浅型鉢タイプです。深さがあまりないのですがこれくらいあれば大丈夫です。
ダンポールと透明の袋
今回は確実に活着させる方法とゆうことで、風による転倒防止のためにダンポール3本と既成の土(赤玉土や鹿沼土、黒土など)が入っていた10Lから14L程度の袋を使用します。
札幌大長辛なんばんの苗
そして一番大事なのはもちろん苗です。今回は1本だけ準備しました。
札幌大長を確実に活着させる植え付け
プランターに培養土を使って植え付ける場合、畑に植えつけるより、市販の培養土に植え付けるほうが、土が柔らく、苗の活着が進むまでに苗が風で転倒して苗が抜けてしまう可能性が高いようです。確実に活着させるために今回は、風よけを作って転倒防止したいと思います。それでは、植え付けの手順とともに記述していきます。
⓵プランターに鉢底石を敷く
いつものように、ネットに軽石を入れて、底面が隠れる程度の鉢底石を入れます。本当はもう少し入れたいのですが、スペース的に余裕がないので、少な目で実施しています。
②プランターに培養土を入れる
はじめ培養土は2/3程度でいいです。ゆっくりと鉢底石の上に培養土をのせていきます。
③苗を植え付ける
培養土の上にポット苗を置いて、ポット苗の地面が、プランターのウォータースペースを取ったあたりになるように培養土に埋め込んで調整します。
周りに培養土を足して、表面をかるくならします。
何度かプランターを地面に当てたり振ったりして、土の中に空気の層がないように、土を全体にいきわたらせます。
④水やりと元肥
元肥として、過リン酸石灰を少量入れてたっぷり水やりしておきました。過リン酸石灰は気休め程度です。
⑤札幌大長辛ナンバン唐辛子の苗の活着を確実にする工夫
風で苗が倒れるのを防ぐために土などが入っていた袋の上部と下部を両方カッターナイフで切り取り、筒状にします。ダンポールを3本プランターにさして上から、先ほど作った筒状の土袋を、下まで挿して苗を囲い込みます。
こうして養生しておくと、保温にもなりますし、風で倒れることはありません。袋が光を通すほうがいいので、できるだけ透明の袋を使用しましょう。支柱を建てるまではこの仮の袋をかぶせておきます。
今回はここまででです。しばらくはこのまま放置して、次回は本支柱の立てるところから、最初の追肥をレポートしたいと思います。
続く、、、、、、、、、