わたしの家庭菜園手帳

シソの育て方・種まき植え付け、用土や株間、追肥や摘芯、収穫などの栽培管理

シソの育て方・種まき植え付け、用土や株間、追肥や摘芯、収穫などの栽培管理

しそ栽培の特徴

紫蘇は、梅干しなど度の色付けや、ジュースなどを作る赤色の紫蘇と区別され青紫蘇と呼ばれる、シソ科の1年生野菜です。大葉や芽紫蘇、花紫蘇などと同じ野菜で、主に薬味などに使われます。1年生ですが、こぼれた種で簡単に繁殖するので、一度植え付けや種まきを行うと、何年も収穫を楽しむことができます。※一説によると、こぼれた種からは、本来の大葉が育たないとの情報ありますが、今まで何年もこぼれ種で育ててきて問題は一度もありませんでした。ひょっとしたら今後問題が起こるのかもしれませんが、今のところ大丈夫なようです。

連作障害も比較句的おこりにくい野菜で、半日陰でも栽培できます。どちらかとゆうと、あまり一日中日が当たるところより、木陰などの半日陰を好みます。あまり日をあてると葉が固くなってしまします。茄子などと混植すると、ナスの木陰でよく育ちます。

栽培は難しくはありませんが、唯一の弱点は害虫の被害です。きれいな葉を収穫したくても、害虫などに食われて穴が開いてしまう事が多い野菜です。しかも食材として利用する部位が葉なので、あまり薬剤も使いたくないので、害虫駆除が最大のポイントといっても過言ではありません。

  1. 放任しても、こぼれた種で毎年自然に株が更新できる
  2. 半日陰を好む
  3. 栽培は安易でだが、害虫の被害に敏感

紫蘇の栽培カレンダー



紫蘇の植え付け

栽培環境

  1. 半日陰を好む野菜
  2. 生育適温は20℃~25℃くらい
  3. 連作障害:おこりにくい
  4. シソ科の植物

日当たり

日向よりも半日陰を好みます。日当たりがよすぎると硬い葉ができておいしくいただけません。木陰などの半日陰が最適です。

生育適温

20℃~25℃前後で、霜にあたると枯れてしまします。発芽気温も20℃~25℃前後です。

連作障害

シソ科の植物で比較的、連作障害がおこりにくいとされています。

栽培期間

大葉の栽培期間は種まきから収穫まで約60日前後で、その後もうまくやると、3カ月くらいは摘み取りながら栽培を続けることができます。収穫終了後も開花させてそのまま種を作ると来年もこぼれた種が自然に発芽して、新しい株を作ります。

畑の準備

植え付けの2週間前くらいに苦土石灰や、消石灰などを畑に混ぜ込んで土壌酸度を弱アルカリ性に調整しておきます。植え付けい週間前までに、堆肥と元肥を施してよく耕しておきます。



堆肥と元肥には、牛糞や豚糞に鶏糞、化成肥料などを混ぜて使用するとよいでしょう。

  1. 適正土壌酸度はPh6.0~6.5

土壌適正酸度

Ph60.~6.5です。弱アルカリ性の土壌を好みます。

畝や土質は特に選ばず、畝幅60cm~70cmくらいにいくつも栽培できます。庭の隅の半荒れ地的なとことでも、こぼれた種から自然に育つぐらいです。

畑で催場する場合は、栽培期間が非常に長いので、畑で栽培する場合は、マルチなどで雑草の繁殖を防いで栽培すると手間が省けます。

株間

  1. 条間は45㎝・株間は15cmから40cm

あまり込み合って植え付けると、害虫が発生しやすくなります。風通しには注意して株間をとってください。

植え付けのコツ

  1. 発芽には10日から15日かかります
  2. 好光性種子のため光がなければ発芽しません
  3. 発芽には水分と気温の上昇が必要

種まきのコツ

特に難しいことはありませんが、発芽には十分な気温の上昇と光と水が必要です。好光性種子といって、バジルなどと同じで、光がなければ発芽しません。種から育てるときは、種の上から土を軽くかぶせる程度で、あまり土をかぶせてしますと発芽しません。

紫蘇の追肥

草丈が15cm~20cmに成長したころから追肥をします。

  1. 草丈が15㎝~20cmのころから追肥する
  2. 2回目からは2週間に1回のペースで栽培終了まで追肥する
  3. 追肥量はいずれも一株当たり50gが目安です

追肥の時期

株の成長によって追肥の時期を判断してください。草丈が15㎝~20㎝になったころから追肥を始めます。追肥は栽培の終了まで定期的に行います。

追肥の方法

株元に約50g、軽く片手一握り程度を株元にまいて、軽く土寄せしておきます。

マルチを利用している場合は、植穴を少し広げてやると、そこから追肥することができます。



紫蘇のトンネル・支柱・間引き・受粉などやその他の作業

  1. 栽培期間が非常に長いので、マルチなどで雑草の侵入を防ぐと除草の手間が省ける
  2. 主枝を摘芯して、脇芽を出して葉を増やすと多収穫できる

土寄せ

強い茎を作るためにも追肥の際に、軽く土寄せをしておきます。

支柱

茎は細いのですが、葉も軽いし大きな実もできません。支柱などは、特に必要ありません。

間引き

こぼれた種から育てるときや、ポットに種まきして育てるときも、間引いて最終的に1本立ちの苗にして栽培します。

人工受粉

必要ありません。自然に受粉しやすい花です。

摘芯

草丈が30㎝を超えたころ、主軸の先端を摘芯して脇芽を育てていくと多収穫になります。3節から5節目くらいの葉が二つ出ているあたりの上を切ります。

主枝を切ってやると脇芽が育ち始めます。

その他の作業

年に2回だけ追肥の際は、マルチの植穴を少し大きくし広げてやると追肥しやすくなります。



紫蘇の収穫

紫蘇は、葉を収穫する大葉の他に、発芽直後の幼い苗を間引いた芽紫蘇、花穂を収穫する花穂紫蘇、シソの実などを、栽培の過程でそれぞれ収穫することができます。

芽紫蘇の収穫

種まきから発芽して、本葉2枚くらいの時に間引いたこども苗を収穫します。

花穂紫蘇

紫蘇は短日植物です。9月ごろにトウ立ちし、開花します。科穂紫蘇の収穫は開花30%九代のころに行います。

紫蘇の実

種は、シソの実として収穫することができます。シソの実は、醤油漬けにしておいしく召し上がれます。

葉の収穫

紫蘇の葉の収穫は、大きく成長した葉を1枚づつはさみで収穫していきます。長く置いておくとすぐムシに食われます。注意して早期収穫を心がけましょう。

  1. 大きく成長した葉をはさみで収穫する
  2. ムシに食われる前に早期収穫が好ましい

収穫時期

種まきから60日前後から収穫できます。

収穫の目安

本葉10枚くらいになったころに下葉から収穫していきます。葉が大きくなったものから収穫していくといいでしょう。

収穫方法

葉を摘み取りながら栽培を続けていくと長く栽培で

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