わたしが植物栽培の喜びに気づいた理由
ある梅雨の日、それは獅子唐
40代半ばをすぎるまで、「レタスとキャベツの違いを言いなさい」と聞かれても怪しいぐらい野菜には興味がなく、もちろん小松菜の名すら知りませんでした。仕事、とゆうより会社に没頭して、出張、コンビニと麺類や肉料理中心の食生活を続けてきた私が、どうして野菜の栽培に取り組むようになったかとゆうと、それは獅子唐との出会いです。
5年くらい前の6月のある日、近くのホームセンタで買い物を終えて駐車場に出ていくとき、ちょうど梅雨の時期で、雨が降っていました。傘がなかったので、出口の軒下で、雨の中車まで走って行くタイミングを見計らっていたのですが、その時、ふと周りを見るとそこは、夏野菜の苗を販売しているコーナーになっていました。そこで、ちょうど目線に入ってきたのが、植え付けの適期を過ぎた獅子唐の大苗で、赤文字の値下げシールがついていて、30円で販売されていました。
「へー、こんなに安いんだ」と思いしばらく考えましたが、何となくその苗を2つ買って家に持って帰りました。
獅子唐の苗はかっこいい
自宅に帰ってすぐにインターネットで獅子唐のことを調べました。まず茄子の仲間でナス科、プランターで育てられるってこと、とゆうより始めからプランターで栽培するしか考えていなかったのではありますが。
今、改めて、なぜ獅子唐の苗を買ってきたのかまた、なぜ目にとまったのか考えると、夏野菜の中で獅子唐の苗ってかっこいいんですよね。茄子もいいけど大きくなったら結構曲がっているのも多いし、トマトは大きくなるとくねくね折れそうだし、それに引き換え、獅子唐やピーマンのそうですが、苗がきれいですよね。そう思うのは自分だけですかね。
とにかく何気なく苗を手に入れて、ネットで調べて、プランターと土を買いに行きました。とにかく安く作りたかったのですが、ある程度土の量が必要とゆうことで、２７Ｌの角型プランターと土は一番安い１４Ｌの袋を数個買いました。土にはあらかじめ元肥が入っていて、そのまま植え付けられるとゆうことでした。こうして私のプランター栽培が始まりました。
獅子唐のプランター栽培
とにかく2つの苗をプランターに植えつけてました。栽培は簡単で2週間に一度化成肥料を上げて、水やりは表面が乾けばたっぷりあげるを繰り返し他だけでした。簡単に大量の獅子唐が収穫できました。
自分で作る野菜はおいしい
獅子唐なるものを食べたんですが、前にもふれたように、野菜にはうとかったもので、野菜がこんなにおいしいものとは知りませんでした。特に自分が作った野菜のおいしさは格別で、結構毎日野菜を食べるようになりました。料理は自分で作るほうがおいしいとよく言われますが、自分で栽培した野菜はおいしいんですよね。
定期健診でコレステロール値が下がった
ちょうど野菜を食べ始めたころからコレステロール値だけが減りだしました。前回の検診結果と比べて、年々運動不足に拍車がかかり体重などは増えていましたがコレステロール値はかなり下がっていてびっくりしました。はじめは野菜の摂取が増えていることすら意識していなかったのですが、コレステロール値が下がった理由を考えていくと、生活習慣で変化した所は、野菜を栽培し始めたことしか考えられませんでした。この件がきっかけで私の野菜に対する興味が一気に加速していきました。
