今年はトマトの接木苗が安く入手できたので8株ほど植え付けてみました。ミニトマトの苗が4つと大玉トマトの苗が4つです。植え付ける前に株間をどれだけ開けて植えるか考えていたのですが、結局今年は、ミニトマトと大玉トマトの株間をそれぞれ10cm変えて植え付けることにしました。
いつもは、大玉トマトの株間を50cm、ミニトマトの株間は40cmでどちらも1本仕立てで育てているのですが、今年はミニトマトの仕立てを2本仕立てで育てたいと思いまして、ミニトマトの株間を少し考えなおすことにしました。要するに今回は、大玉トマトの1本仕立ての株間と、ミニと元の2本仕立ての株間についてお話です。。。。。。
トマトを植え付ける前に考えなくてはいけないことは?
トマトの苗を入手して植え付ける前に、まず考えないといけないポイントは大まかに云うと、仕立て方、支柱の立て方と株間の3点ではないでしょうか?その他にはスペースが開いている場合のコンパニオンプランツを植えようかとか、何段目の花が実になるまで栽培しようかなども考慮しなければなりませんが、それは植え付けてから考えることもできるのでまずは3点でだけ決めとけば植えつけ始めることができます。
- 仕立て方の決定
- 支柱のイメージ
- 株間はいくつにするか?決定
仕立て方や支柱のイメージ、株間を決定するためにはトマトの成長の仕方や栽培の特徴を簡単にまとめることにします。
トマト苗の成長の仕方と栽培の特徴
トマトはナス科の野菜ですがナスのように茎が固い木化することはないようです。成長すると茎は太く繊維が強くなり、なかなか素手でちぎることは難しくなりますが、木になることはありません。基本的な栽培方法は脇芽をかきながら1本仕立てで育てることが多いので、ナスの3本仕立てほど横に広がって成長していくわけではありませんが、1本1本の葉が長い茎状に大きく広がって成長していくので、結果株間を結構多くとらないと日陰をたくさん作ってしまいます。
トマトの場合、1本仕立てで植えに向けて育てていったとしても株間は十分とってやらないといけません。
トマトの仕立て方
大玉トマトは通常脇芽をかき取りながら1本仕立てで栽培することになります。勢いのある脇芽を1本残して2本仕立てで育てることもできますが、栄養分が分散されるので良い実を収穫することははじめは難しいかもしれませんので、大玉トマトは1本仕立てで育てるのが無難です。トマトの実のサイズによって仕立て方の工夫次第で収穫量を増やすこともできるのでこちらも考慮して植え付けてみたいものです。
ミニトマトの仕立て方
ミニトマトは1本仕立てないし2本仕立てで育てましょう。2本仕立てにする場合は、第一花房の下から出てくる脇芽を伸ばして2本仕立てにするのが理想的でその他の脇芽は全て摘みながら栽培していきます。脇芽はすぐに大きくなってしまい、大きくなりすぎると、ちぎるときに誤って主茎を折ってしまう事もあるので注意が必要です。2本仕立てで育てると収穫量は1.5倍くらいになります。
大玉トマトの仕立て方
大玉トマトは先ほども触れたように、養分の分散を防ぐために1本仕立てで育てるほうが無難です。大玉トマトの場合は適度に摘果してやらないといけないので、欲張って2本仕立てにしてもなかなか充実した実を収穫することはできません。
トマトの支柱|トマトの支柱の立て方で一番簡単な方法は?
最近では、トマト専用のらせん状の支柱がホームセンターなどで販売されているのもよく見かけますが、今回は普通のイボ支柱を使った方法で育てることにしました。
イボ支柱を苗の誘引場所に畑の中心に向かって斜めに挿して、畑の中心あたりの上空で合掌させる合掌型の支柱を立てることにしました。合掌型の場合、畝の両端に苗を植え付けることができます。
支柱の立て方は過去の支柱の立て方のページに詳しく書いています。下にリンクを張っておきましたのでご覧ください。
また、ミニトマトや大玉トマトの詳しい育て方については下のリンクから育て方のページに行っていただけます。
他にもたくさんの野菜の育て方をまとめてありますのでご興味のある方はブラウザーのブックマークに登録してい頂いて必要な時に訪問して頂けたら大変うれしいです。よろしくお願いいたします。
トマトの株間のまとめ
今回はミニトマトと大玉トマトの株間のお話だったのですが各局、大玉トマトの株間は通常通り50cmにしました。そしてミニトマトの株間は、通常1本仕立てでは40cmあれば大丈夫なのですが、今回は2本仕立てで育てる予定なので、株間を60cmとりました。支柱のイメージとしてはミニトマトのところは、1本の苗を挟んで30cm間隔で各2本支柱をたてることにしました。
結果的に大玉トマトよりミニトマトのほうが10cm株間が広くして植え付けることになりましたが、この結果がどうなるかは成長してみないとわかりません。本当がもう20cm広くとればよかったのですが、そうすると、2本仕立ての間隔も40cm取れるのですが、スペースの関係で10cmが限界でした。
- ミニトマトの株間は2本仕立てで60cm
- 大段トマトの株間は1本仕立てで50cm
以上の株間で植え付けましたが、この結果は追ってレポートしていきますのでご期待ください。。。。。。。続く、、、、、、、