栽培カレンダー
植え付け・植え替え
植え付け・植え替え時期
植え替え可能な時期はは気温が上昇し落ち着いた頃から休眠ん入る前の5月から9月ごろまでの期間です。
通常は6月~8月の開花時期はさせて植え替えます。
また、あまり高温になる真夏の植え替えはカブの負担になりますので、
ある程度涼しくなった9月ごろが適期になります。
用土
紫陽花が本来好む土壌酸度は弱酸性ですが、実際は幅広い土壌に適応します。
土壌酸度が酸性になると通常、花の色が青くなり、アルカリ性に傾くと花の色が赤系になります。
鉢植え
鉢植えの場合は、
基本配合として、
赤玉土小粒7
腐葉土3
の割合で用土を配合して植え付けます。
同時に元肥としてマガンプK(マグァンプK)などの暖効肥料などを入れておきます。
マガンプkは優れた肥料で、暖効性で水やりなどで溶けて流れることのないように、
極力水に溶けずに、根に触れても根焼けしにくく、長く効果が持続するように作られています。
肥料切れの心配を解消してくれる優れものです。
庭植
庭植する際は
根鉢の倍の大きさの植穴を開けて
あらかじめ腐葉土や赤玉土、ピートモスなどを混ぜて深植えにならないように植え付けます。
深植えしてしまうと根が呼吸できなくなったり、
根腐れの原因にもなる場合がありますので、注意が必要です。
株間
紫陽花の成長は早く、ほおっておくと3年ぐらいで1mを超える大株になります。
植え付ける際は株間を十分とりましょう。
こちらも植え込み時に
元肥としてマグアンプKなどを混ぜ込んでおくと安心です。
庭植の場合は大粒のマガンプKがおすすめです。
栽培管理
植え付けの場所・鉢植えの置き場所
鉢植え
半日陰を好みますが、日に当ててやらないと花付きは悪くなります。また。西日が強い場所では葉が焼けて枯れてしまう場合があります。
冬の間、北風にあたりすぎると芽飛びとゆう花芽が出ない現象が起こる場合があります。
置き場所は、半日陰で午前中は日差しが差し込み、冬には北風にあたりにくいところが理想的です。
庭植
植え付け場所も、鉢植えと同じように半日陰で午前中は日差しが差し込み、冬には北風にあたりにくいところが理想的です。
水やり
庭植
基本的には必要ありませんが、
植え付けてすぐでまだ根が十分に育っていない時期や、雨が降らない日が続いたときは水やりが必要です。
完全に根が育ってきたっら、よっぽどでない限り水やりする必要はありません。
鉢植え
鉢植えの場合は、土の表面が乾いたらたっぷり水やりします。根が比較的浅く張りますので、水きれには注意が必要です。
肥料
肥料は元肥の他に
花後
7月から9月ごろ花後のお礼肥も兼ねて追肥します。
この時期は暖効性肥料を月に一度くらい少々与えます
11月ごろに1回
1月ごろに暖効性肥料の油粕か、2月に即効性の化成肥料を
寒肥を1回施しておきます
剪定などの作業
花が枯れた後の作業
花後に花がらつみが必要です。花が咲き終わって枯れた花がらを放置しておくと、
見た目も悪いですし、花びらが葉の上で腐食して病気の原因にもなりますので極力摘み取ります。
枝の剪定作業
花後の剪定
花がらを摘み取る作業と同時に、7月から8月ごろ枝の剪定を行います。
10月ごろには来年の花芽が分化されますので、10月以降に選定作業を行うと
せっかく育った花芽を切り取ることになり、来年花が咲かなくなります。
剪定は9月までに行います。
来年の花芽が分化される前であれば、強剪定できます。
かなり強く刈り込んでも大丈夫で、
根はりの状態にもよりますが、丸坊主にしてもOKです。
刈り込んだ新芽は挿し木に利用することができます。
秋の剪定
年越し前に全体の形を整えるために、徒長した枝(飛び出した枝など)を軽く摘み取ります。
この時期の剪定は、来年の花芽を摘み取ることになりますので、
注意が必要で、必要最小限に抑えておきましょう。
詳しい剪定の方法はこちらをご覧ください。
増やし方は?
挿し木で簡単に増やすことができます。
挿し木の適期は5月から6月ごろで、
その年に出てきた新芽が青いうちに摘み取ります。
木化した枝は挿し木してもうまくいきません。
挿し木の用土は赤玉土などの単用でOKで、
挿し木した後はしばらくは日陰で管理します。
詳しい挿し木の仕方はこちらに記載しています。
病害虫について
紫陽花は、病気や害虫にも比較的強く、大変育てやすい植物です。
主な病気や害虫の被害や予防についてはこちらの記事をご覧ください。