2018年5月9日(水)
今まで玉ねぎを栽培したことはありません。その理由は、玉ねぎの栽培時期が夏野菜と冬野菜のどちらにも入らず、ちょうど間になるからと、栽培期間が長くて畑が使えないのが原因でした。今回購入したエシャロットなる品種は、春から夏にかけて栽培できる品種で、比較的簡単に育てられることがわかり、一度は挑戦してみたかったのですが、今回、植え付け適期が約1カ月ほど遅れた見切り品がコメリで10個100円で入手できたので、思い切って栽培してみようと思いました。
エシャロットをプランターと畑に植えつける計画
今回は10個のエシャレットを植え付けることができるのですが、ちょうど、かき菜を育てていたプランターが空いたので、そちらを利用することにしました。このプランターなら頑張れば6個植え付けられそうでしたが、今回は余裕をもって5個だけにして、あとの5個は畑に植えつけることにしました。
玉ねぎのコンパニオンプランツ
畑に植えるにしても、エシャロットだけ単品で植えるスペースは取れません。スペースがなくて取れないとゆうより、単品でとるのがむしろもったいなくてとれないとゆうことです。調べてみると、タマネギなどのネギ類は夏野菜のコンパニオンプランツとしては優秀で、ナス科やウリ科のキュウリなどのコンパニオンプランツとして混植に向いていることが分かったので、今回はナスときゅうりの間に植えつけることにしました。
エシャロットを植え付けるプランターの準備
土壌酸度調整
先ほども触れたように今回使用するプランターは、つい最近までかき菜を育てていたものをそのまま使います。培養土もそなまま流用しますが、かき菜栽培が終了してすぐ、培養土を一度かき回して、そのあと石灰を一握り入れて2週間ほど置いてありました。鉢底の軽石もそのまま流用です。
そのままだとどうしても土が酸性に傾いてしまっています。石灰をまいて土壌酸度を調整しておきました。玉ねぎの適正酸度はph6.0~ph7.0です。やはり石灰を施しておいたほうがいいようです。今回は苦土石灰をきらしてしまっていたので消石灰を使いました。
元肥と堆肥
培養土が新品ではなく使いまわしなので、土に堆肥と元肥を入れておきます。元肥とは、植え付け前に施す肥料のことで、堆肥とは土の中の微生物を調整するために、微生物が発生しやすい環境にする牛糞などを入れておくことです。今回の栽培では、消石灰で中和して、2週間置いたのち、堆肥として牛糞と元肥として豚糞と鶏糞、そして、14-14-14の高度化成肥料を少量混ぜておきました。牛糞は堆肥としての能力は高いですが、元肥としてはあまり機能しないため、肥料分の多い鶏糞や豚糞を併用しています。14-14-14の化成肥料と牛糞だけでも栽培できますが、有機肥料である豚糞や鶏糞を使うようにしています。ただし今回の栽培のように、土壌最適酸度がph7.0などのように、アルカリ性を好む野菜の栽培には、鶏糞は使えますが、ジャガイモやブルーベリーなどアルカリ性を好まない野菜の栽培には。鶏糞は向きません。鶏糞自体に土を強いアルカリ性にする養分が含まれているので、鶏糞は価格が安い肥料ですが注意が必要です。
プランターのサイズ
通常野菜をプランターで作る場合、土が多ければ多いほど栽培がたやすくなります。といっても、あまり大きなプランターでは、重量も増えて、移動するのも難しくなります。プランターが大きければ、その分、培養土も鉢底石も多く必要になり、生産コストも上がってしまします。したがって、だれしもそう思うと思いますが、私は極力省スペースで育てることにしています。とはいっても、ダイコンやごぼうなどの根菜を浅い底のプランターで作ることはできません。その野菜の特性に合った最良のプランターを選ぶようにしています。
今回使用したプランターは、横幅約60cmのプランターで、特別野菜用ではなく、普通のプランターで通常は花壇として花などを栽培するために作られています。そのため深さも約20㎝ありません、底の部分も足がついていて見た目はいいですが、水がたまるスペースなどはありません。
100均でよく販売されている格安の60cmプランターよりも若干幅広で、約30cmの幅があります。このプランターに株間10cm~15cm取って5玉植えたいと思います。
エシャロットをプランターに植えつける
株間
2018年5月9日(水)
用意したエシャロットの玉をプランターに植えつけました。全部で10玉あるのですがプランターに植えつけるのは5つです。植え付けは簡単で、プランターの培養土の上に間隔を取ってエシャロットの玉を置いていきます。
そのまま少し力を加えて玉を押し込めばいいのですが、その時必ず根が出ている部分を下にして植え付けてください。斜視の手前(左側)は根が上を向いています。このままでは天地が逆ですので、根の反対側に生長点があります。こちらから芽が出てきますので間違わないようにしましょう。今回は余裕をもって15cmくらい株間が取れました。
植え付けの際は、ほんの少し玉ねぎの成長点が土から出るか、出ないかくらいに植えつけるとよいでしょう。
水やり
植え付け後たっぷりと水やりしておきました。
今後、毎日1回、朝に水やりを行います。これで植え付けは完了ですが、これからますます気温が上昇していきます、夏場は水きれに注意しなければなりません。7月~8月まで栽培が続く予定です。
エシャロットの芽が出てきました
2018年5月16日(水)
こちらは植え付けからちょうど1週間の様子です。一つだけ青い芽が出てきているのが確認できました。
エシャロットを畑に植えてつける
残る5つのエシャロットを畑に植えつけました。先ほどもコンパニオンプランツの項目でお話しした通り、ナスときゅうりを植えてある畝に、コンパニオンプランツとして株間に1個づつ植えつけることにしました。
エシャロットの植え付け(畑編)
いつも苗を植え付ける穴をあけている器具が実は、球根植え付け器です。これを使えば簡単に球根を植え付ける穴をあけることができます。
これで穴をあけて、こちらも球根の根を下に向けて、球根の頭が若干かくれるくらいに植えつけていきます。
マルチの上から軽く水やりをして置いて、植え付けはこれで完了です。今後当面の管理として、畑の乾燥には注意して、様子を見て水やりしてください。株が成長して完全に定着すると水やりは必要なくなります。
続く、、、、、、、、