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トマトプランター③|トマトの肥料?追肥のタイミングは?

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ミニトマトと大玉トマトの苗をそれぞれプランターに植えつけて、本日でだいたい1カ月経過しました。現在のトマトの様子は、ミニトマトも大玉トマトもどちらも第一花房が膨らんでいて、第二花房が開花している状態です。プランターには行燈仕立て風の支柱を立てて、らせん状に巻きながら誘引している状態です。主枝の仕立ては2本仕立てで順調に育っているところです。主枝が折れたり、特に病気や害虫に食害されていることもなく、肥料の量も今のところ問題なく育っているところです。

今回のトマトのプランター栽培について、ここまでの栽培の履歴は下記の過去記事をご覧ください。

第一話 トマトのプランター栽培⓵|失敗しないミニトマトと大玉トマトの苗をプランターに植え付ける完璧な方法

第二話 トマトのプランター栽培②|ミニトマトの支柱、誘引、大玉トマト、プチトマトの栽培は2本仕立てにすると良し

そしてここからが

第三話のトマトプランターの追肥や肥料についてです。

トマトの肥料について

元肥として過リン酸石灰を少々

今日はこの1カ月のトマトプランター栽培の管理の中で行った追肥と使った肥料などについてレポートしていきます。第一話のトマトの植え付けの中で触れましたが、今回「このまま使える!元肥入り培養土」を使っています。したがって、元肥などを入れる予定はなかったのですが、植え付けの際に、過リン酸化石灰を少量、元肥として混ぜておきました。過リン酸石灰は花付きや実成を良くする要素であるリン酸を多く含む肥料です。少々難しくなりますが、過リン酸石灰は、水溶性リン酸を15%前後ほど含む単肥の化成肥料です。水に溶けてすぐに根が急sひゅうしますが、土に触れるとすぐに化学反応を起こして、土壌の鉄分やアルミナなどに吸着されて固着してしまいます。従って、地表に施しても根のある土深くまで届かないことが多いので、追肥としては使いずらいのが特徴です。今回は元肥として少量を土に混ぜておきました。それ以外は、培養土に含まれる元肥や堆肥以外は特に施肥していません。



トマトの追肥について

追肥って何?

元肥が植え付け前の畑やプランターにあらかじめ入れておく肥料であることに対して、追肥とは、栽培中の野菜の成長に沿って継続して徐々に与えていく肥料です。追肥の量やタイミングは栽培する野菜の種類によって異なります。

トマトの多肥は禁物

トマトはナス科の野菜ですが、茄子など他の茄子科の野菜と違い多肥は禁物です。ナスの原産地がインドの熱帯地域であるのに対して、トマトの原産地は南米アンデスの高原地域です。ナスは水分をたくさん必要としますが、トマトはもともと乾燥地域で野生種として自生している品種であるため、あまり水分を必要としません。また、肥料分も同じで、ナスなどに比べれば、肥料を必要としない植物です。もちろん全く必要ないわけではなく、多くの肥料を好むナスやピーマンなどと比べて、少ない肥料で栽培するkとに適しているとゆうことです。

トマトの多肥は病気の原因

ナスは多くの肥料と水分を好む野菜です。同じナス科の野菜であるトマトは、ミニトマトも大玉トマトも、ナスとは違って、肥料過多や水分過多を嫌います。通常ナスは2週間に1度を目安に追肥することになりますが、ナスと同じようにトマトに2週間に1度の割合で追肥していくと、トマトの苗の主茎の生長点あたりで、いくつかの種類の異常が見られます。この症状は肥料過多が原因で起こる病気です。例えば、トマトの主茎の生長点が従来の生長点ではなく、葉が直接出てきて、上に伸びるはずの茎が、そこで止まってしまったり、茎が太くなって真ん中に空洞ができて2つに分かれたり、一目見ただけで以上と分かる症状が出てきます。こうなってしまうと、もうその茎の成長は諦めて、脇芽をいちから育て始めるようになります。いずれにしても、そのあとの成長はあまり望めないことが多いので、こうなる前に肥料過多になりがちの時のサインを見逃さないようにしないといけません。

トマトの肥料過多と肥料不足のサインと追肥のタイミング

肥料過多による茎の異常が発生する以前に、トマトが肥料過多になりだすと、株自体がサインを出してくれます。またどちらも、あまりあってはならないことですが、肥料不足のときも同じようにサインを出してくれます。サインが出ているうちに適切な対処をしましょう。すなわち追肥のタイミングの見極めです。

トマトの追肥、目安です

トマトの追肥のタイミングとしてよくあげられるのは、「第一花房が膨らんで第二花房が咲きだしたころが1回目で、そのあと、第3花房、第5花房と奇数の花房が咲いたころに追肥する」とか、「1回目の追肥から約20日に一度の割合いで追肥する」とか言われますが、20日毎や3週間に一度など、それらはあくまでも目安です。1回目の追肥は、第2花房が咲いたときで、そのころには第一花房の実が膨らんできているころでいいのですが、そのあとは、追肥の量や間隔を、トマトの苗が出すサインを見ながら調整することができます。ナスやピーマンに比べてトマトは、追肥も水やりもデリケートな植物です。

トマトの肥料過多と肥料を欲しがっているサイン

トマトの肥料過多や肥料不足の時のサインを見るポイントは、葉と茎の2点です。葉の観察は、葉の色と形で、茎は先端から20cmくらいの所の茎の太さ、葉と葉の間隔です。そのほかにカルシュウム不足や土の温度が高温すぎる事が原因で起こる実の尻腐れ病などがあります。尻腐れ病に関しては別で詳しく説明することにして、ここでは、追肥のタイミングを昼サインについて詳しく見ていきます。

葉の色

葉の色は肥料過多になると濃い緑色、逆に肥料が足りない時は黄緑色に変色してきます。

葉の形状

葉の形は、肥料過多の時は、葉に凸凹があり、葉の中心から先端内側下方向に丸まってきます。肥料切れになると逆に、葉が上に向かって立ち上がります。したがって、葉が濃い緑に生い茂り、中心に下方に向かって丸まっていたら肥料過多、色が薄くなって立あっがって来たら肥料が足りないサインです。

茎の太さ

茎の先端から20cmくらいのところを見て、そこから先端にかけて急激に茎が細くなっていたりしたら、それは肥料が足りな意さサインです。逆に茎が父祖すぎるのも肥料過多となります。通常の大玉トマトで茎の太さは1cmくらいが適正で、太すぎず、また細すぎるのもあまりいい状態とは言えません。

葉と葉の間隔

肥料不足になると葉と葉の間隔が短くなります。茎hああまり太すぎず、細すぎずに加えて、葉と葉の間隔が長くなりすぎないように気を付けましょう。

トマトの追肥のタイミングは?

トマトの追肥のタイミングは、トマトの花の付き方や、実の膨らみ具合によって定期的に追肥することになりますが、そのタイミングは、3週間に1回を目安に、葉の色や状態、主茎の先から20cmくらいのところの状態を見て、トマトの栄養状態を見ながら、追肥を見合わせたり、追肥を施肥したりすることになります。ナスやピーマンなどより若干追肥が難しいのがトマト栽培の特徴です。

トマトプランター栽培の追肥

トマトの追肥のタイミングは、プランター栽培でも露地栽培でもあまり変化はありません。

第一花房のみがピンポン玉程度に膨らんで、第二花房が咲いているころ、一度目の追肥を施しました。化成肥料を一握り弱、株の周りの土に軽く混ぜ込んでおきました。今回使用した化成肥料は、14-14-14の高度化成肥料です。2018年6月16日です。くしくも、植え付けからちょうど1カ月と1日後でした。続く、、、

 

 

レンダリング大

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