2018年5月15日(火)
今日からトマトのプランター栽培に挑戦します。トマトのプランター栽培は、実は初めてではありません。数年前に一度経験していますが、実は、その時は見事に大失敗に終わりました。茎や葉は順調に育ったんですが、ほとんどの実のお尻の部分が黒くなる、尻腐れ病にかかってしまい。見事に全滅でした。その時は、軒下の雨がかからないところにおいて、極端に水きれをさせたりしてしまいました。今回はその時の反省も踏まえて、何とか成功させたいと思います。
トマトのプランターの準備
プランター
今回使用するプランターは丸型で、直径が31㎝くらいで、10号くらいの大きさですが、背が高い深底型ではなく、普通の深さです。丸型ではなく四角い野菜用のプランターで栽培するか最後まで迷ったんですが、結局、この丸型に1本づつ植え付けることにしました。このプランターは、本当にシンプルなもので、鉢底にはウォ―タースペースなどはなく、普通に複数の穴が鉢底に下向きに空いているだけです。
ミニトマトと大玉トマトの苗
トマト苗
今回の植え付けのためにミニトマトと大玉トマトの苗をそれぞれひとつづつ準備しました。どちらも接木などではなく、ごく普通の苗で価格はコメリオリジナルで78円税込みの最安苗です。
右の2つが今回植え付けた苗で、左の苗は接木苗の大玉トマトです。こちらは、畑に植えつける予定です。ちなみに値段は、接木が198円、普通の苗は78円でした。入手先はコメリで、コメリオリジナル商品です。
ミニトマトと大玉トマトをプランターに植えつける
植え付け前の準備
今回準備したのは、プランター鉢(31cm)2個、いつものコメリオリジナル格安培養土14Lを2袋、鉢底石、鉢底石を入れる三角コーナーネット6枚、植え付けた苗の転倒を防止するために行う借り支柱2本。リン酸系の肥料少々。などです。
鉢底石
鉢底石をネットに入れておけば使いまわししやすいので、いろいろ安いのを探していましたが、ちょうどいいのが100均で見つかりました。
18cm×25cmの大きさで本当にちょうどいいのが見つかりました。今回、鉢底石は普通の鉢底石を使いましたが、発泡スチロールを鉢底石ぐらいの大きさに刻んだものも利用できます。軽石よりさらに軽くなるので、プランターを軽くしたいときなど非常に便利です。鉢底石をネットに入れる方法は簡単で、適当な量の軽石をネットに入れて、口をワイヤーテープうなどでふさぐだけです。
今回の植え付けでは一つのプランターに3つの鉢底ネットを使用しました。本当は、この倍くらいの質量の軽石を使いたかったのですが、今回利用する鉢の深さが、あまり深くないタイプなので、できるだけ培養土のスペースが必要で、薄く鉢底石を引くことにしました。
ミニトマトの植え付け
正直ミニトマトの苗と大玉トマトの苗を見比べても違いが判りません。苗だけ見てもどちらがミニトマトで、どちらが大玉トマトなのかは見分けがつきません。
培養土
まずは、いつものコメリオリジナル培養土を一袋あけました。14リットルでちょうどプランター2つ分でしたので、7リットル入れたことになります。
2つ合わせて14リットルです。
元肥
今回も新しい培養土を使用したので、基本的には元肥や堆肥などはもともと入っているので、入れるつもりはなかったのですが。実成を良くするために、ようリンを2つのプランターに対して一握り施し、培養土と混ぜ合わせておきました。
培養土とようリンを良く混ぜ合わして、プランターの中心にミニトマトの苗を置きます。ミニトマトの苗をポットから外して見てみると、きれいに根が張っているのがわかります。
子の苗を根を崩さないようにプランターの中心に置きます。
この後培養土を株の周りに、深植えにならないように注意しながら入れていきます。ちょうど苗の土の高さまで培養土が来るようにしましょう。
ウォータースペース
3㎝くらいウォータースペースを残して植え付けができればOKです。
ウォータースペースとは、水やりの時に水がプランターの上に一旦滞留出来るように、土をプランターのギリギリまで入れずに、2cmから3cmくらい開けておくことです。こうしておくと水やりが格段に簡単になります。
無農薬
勿論、無農薬であればそれに越したことはないのですが、夏場の栽培は無農薬ではほぼ無理に近いので、私の場合は、極力回数を抑えて薬品で消毒しています。今回は植え付け時に、カブ元にオルトラン粒剤を少量まいておきました。
白い粒粒(つぶつぶ)がオルトランです。根から吸収して葉や茎に効果が浸透していきます。株の高さが60㎝くらいを超えてくると効果がなくなります。
大玉トマトの植え付け
大玉トマトの苗
大玉トマトもミニトマトと全く同じ要領で植え付けます。
実がなるまで、どちらがミニトマトでどちらが大玉トマトなのかわかるように、苗ポットに貼ってあったラベルをプランターに張っておきました。
水やり
2つのプランターの植え付けが完了して、たっぷりと水やりしておきました。
畑の場合は水やりは、植穴にたっぷり水を入れて植え付けたら後はしばらく、水やりしないのが常ですが、プランターの場合、植え付け時に後からたっぷり、一度水やりをして置くといいでしょう。
仮支柱
最後に、苗が風で倒れてしまわないように短い支柱を立てて支えておきます。
仮支柱を立てるときは、先ほど植え付けたときに見た根のある所は避けて、株から離して棒を刺してください。
今回の作業はこれで終了です。次回は支柱を立てる作業になると思いますが、支柱はまだ買っていません。プランターに畑用の支柱を立てるのはかなり難しいので、既製品のプランター専用支柱セットを使用するつもりです。次回をお楽しみにしてください。
その前にトマトの育て方をもっと見たい方はこちらの過去記事
続く、、、