今回は、バジルの水耕栽培にチャレンジしたいと思います。水耕栽培といっても自作の容器に水を入れて、土などは一切使わずに栽培するだけです。容器も偶然身近にあった廃品を利用して自作しました。今回その容器の作り方と植え付けまでの内容です。バジルの差し穂のつくり方についてはこれまでの経過を過去の記事からご覧ください。
第一話 バジルの育て方⓵|見切り品のバジルの苗を50円で手に入れたのでプランターで栽培します
第二話 7月に植える野菜バジルの差し穂を簡単に作る方法|バジルのプランター栽培 ♯2
前回の記事で用意したバジルの差し穂を使って水耕栽培に挑戦します。まずは容器を作りました。
バジルの水耕栽培用の容器を自作する
自作すといってもいたって簡単な作業です。適当な容器が見つかればふたを少し加工して植穴を開けるだけです。なかなか適当な大きさの容器がなかったのですが、バケツのようにあまり大きすぎるのは必要ありませんし、500mlのペットボトルでは若干小さすぎるようです。2Lのペットボトルは高さがありすぎるので、なかなか適当なのが見つかりませんでしたが、、、ありました。これです!
ラベンダーの香りが強すぎて、臭いを取るのが大変でした。
バジルの自作水耕プランターの作り方
準備するもの
準備するものは入浴剤が入っていた容器と、ハンダこて、スポンジです。それと、穴おあける場所をマークするための油性マジックと適当な円形のもの。今回はペットボトルのキャップを使いました。また、スポンジを切るカッターとプラスチックを切る小型のニッパーも必要です。
⓵入浴剤の容器 1個
②台所で食器ありに使うスポンジ 1/4個
③ペットボトルのキャップ 1個
④ハンダこて 1本
⑤マジックペン 1本
⑥カッターナイフ 1本
⑦ニッパー 1本
容器のふたに植え穴をあける
ハンダこての電源を入れて、温めておきます。その間に容器のふたにペットボトルのキャップを使って、油性マジックで穴を開ける位置と大きさをマークしておきます。
今回は油彩マジックが見つからなかったので、水性を使いました。水性マジックでも大丈夫です。
ハンダこてが温まってきたら、マークしたとことにいくつか穴を開けます。ふたを熱で溶かしていって、ある程度までマークした穴の大きさに近くなってきたら、あとはニッパーで丸に近いようにふたを切って仕上げていきます。これでふたに穴が開きました。
植穴に苗を固定するためのスポンジを切る
ふたができたら、あとはスポンジを適当な大きさに切って、穴に苗を固定できるようにします。スポンジは力を加えると小さくなるので、大きめに切っておきます。今回は既製品の家庭台所用スポンジを1/4に切って使いました。
カッターで簡単に切れます。一度に切ろうと思わず何度か刃を入れてゴリゴリ切ると簡単に切れます。
スポンジが適当な大きさに切れたら今度は、スポンジの真ん中に苗を挿す穴を開けます。苗がスポンジを貫通するように開けると苗が安定するかと思い、真ん中にカッターで強引に穴を開けました。
こちらもゴリゴリ結構強引に開けています。スポンジは圧力でチジミます。茎が太くなって圧力がかかれば伸びるので、あまり大きく開けすぎないように注しました。これでスポンジは出来上がりです。
苗をスポンジに通してふたに固定する
前回の記事で作った差し穂の苗をスポンジに貫通させて、
そのままふたに開けた穴に固定します。
あとは容器に水を入れてふたを閉めれば出来上がりです。
水耕栽培の水
今回は栽培の初期段階です。すぐに肥料を使わずにしばらくは水道水のみで栽培します。次回の水補給の際は液肥を少し加えた水で容器を満たす予定です。
続く、、、、、、