ピーマンの品種、ジャンボ青唐をプランターで栽培しています。苗のタグにはピーマンと書いてありましたが、実の形は万願寺唐辛子に似ていて、どちらかとゆうと甘トウガラシ類のように思います。それでもピーマンと書いてあるのでピーマンの品種なのではないかと思います。どちらにしても、ピーマンも甘トウガラシ類の一つであることには変わりはないし、栽培方法もほぼ同じです。
ジャンボ青唐ピーマンのプランター栽培のここまでのレポートについては、下記の過去記事をご覧ください。植え付けと追肥についてのレポートになっています。まだ見ていない方は続きになっていますのです見て下さい。
第一話 ピーマン?ジャンボ青唐のプランター栽培⓵|青唐苗をプランターに植えつけるときに注意する3つのポイントと失敗しない手順
第二話 ジャンボ青唐のプランター栽培②|ピーマンの追肥は肥料切れに注意してコンスタントに効かせる
現在のところ、ピーマンのプランターは、問題なく順調に育っています。芽だった病気、害虫の存在も確認出来ず、株の形も、葉の色も、花付きも美しい状態を保っているように見えます。期待に満ちた、今が一番楽しいころなのかもしれません。
それでは今日は、ピーマンの支柱と仕立て方についてレポートします。
2018年6月3日(日)に実際にプランターに立てた支柱のについての内容です。
ピーマンの仕立て方
ピーマンの支柱を立てる前に、ピーマンの仕立て方について知っておかないといけません。ピーマンはナス科の植物で、トマトほどではないですが、支柱なしでは、茎が自立しません。ナスよりも茎が弱くて、特に栽培初期は折れやすいので気を付けなくてはいけません。必ず支柱が必要です。
ピーマンの特徴
ピーマンや万願寺唐辛子、シシトウなどの甘トウガラシ類の苗は、ナスの苗とは、枝の出方が若干違います。ナスが花がついて葉が2枚出てと、一つの枝に花と葉が規則的に直線的に主枝が伸びていくのに対して、ピーマンや万願寺、シシトウなどの甘トウガラシ類の主枝は、一番花が咲いたところを起点に2つ、または3つに分岐して枝分かれして、それぞれが主枝のように伸びていきます。そしてまたそのあと、花が咲いたところから枝が伸びて成長していきます。ナスの栽培の場合、一番花の前後の脇芽をのばし3本仕立てなどに仕立てるのが普通ですが、ピーマンや獅子唐の場合、1番花までの脇芽はすべて摘み取ってしまっても、一番花のすぐ後に勝手に枝分かれしてくれます。
ピーマンの脇芽の剪定
ピーマンの脇芽は、一番花のあたりの分岐点から下に出た脇芽は、伸ばしていくと、株元の風通しが悪くなり、病気の原因などに成りますので早いめに取り除いておきましょう。分岐点から上の脇芽は放任してもいいのですが、あまり枝が出すぎて日当たりが悪くなったりしてきたら、剪定してやってその都度、日当たりをかく日してやりましょう。
ピーマンの仕立て方
ピーマンの仕立て方は、第一花の後分岐する枝を2本ないし3本そのまま伸ばしていきます。第一花までの脇芽はすべてつみ取って、株元の風通しを確保します。そのあとは放任して、伸ばしている3本の枝が上のほうで込み合ってきたら剪定して日当たりを確保してやりましょう。庭木のように自立してくれたらこれほど楽な野菜はないくらいなのですが、残念ながら支柱を立ててやらないと枝が曲がって地面に倒れてしまいます。
ピーマンの支柱の立て方
ピーマンの支柱の立て方はいくつかの方法があります。茄子の支柱と同じ要領で3本仕立ての支柱を立てたり、行燈仕立てなどで、株を囲い込んでしまってもいいのですが、一番簡単に支柱と紐だけを使った方法をご紹介します。この方法が一番一般的なのではないでしょうか?とにかく格安で一番簡単な方法です。
支柱1本と紐だけで出来る支柱
今回はプランターですが、露地栽培でも同じ方法で立てることができます。簡単です。
⓵株から5cmくらい離れたところに長さ120cmほどの支柱を1本立てる。今回はプランターなので120cmを使いましたが、畑では150cmくらいが適切です。
②主茎を支柱に結びつけます。
茎が太くなってもいいように茎の法は緩めにまいていきます。枝にやさしく支柱にきつく固定しておきます。
③しばらくの間は、枝の成長に沿って、極力株のバランスを取りながら、1本支柱に枝を添えて固定しながら成長を見ていきます。
④今後、枝が横に広がってきたら、支柱の先端に50㎝~80㎝程度の紐を3本ほど結び付けて、伸びてきた枝の先端あたりに紐を結び付けて、支柱の先端から枝を吊り下げて固定します。今のところまだ、紐はつてていません。この作業はもう少し枝が伸びてきてからでいいので、今日の作業はここまでです。
ピーマンの摘果
ここまでやっておけば、あとは定期的な追肥と収穫、摘果くらいでしょうか。摘果としては、1番花に着いた実だけは早いうちにとっておいたほうがいいようです。成長当初は実を作ることに養分を使わせるより、株の充実を図ったほうが、あと後の収穫量が増えるそうです。
続く、、、、、
第四話