唐辛子は甘トウガラシ系も辛い唐辛子の仲間も、だいたいが中南米が原産地で、コロンブスの新大陸発見の時にヨーロッパに持ち込まれたのがほとんどです。暖かいところが原産地です。ピーマンは唐辛子の仲間で、唐辛子の辛みのもととなるカプサイシンがないように新種改良されたのが、どうやらピーマンと呼ばれているらしいです。
ジャンボ青唐の苗
ジャンボ青唐の苗を購入しました。今回の苗はブランド苗で、坂本さんおフルーツトマトで有名なエムソンさんの「うまうま極上種!!すぐれものピーマン・ジャンボ青唐 ジャンボサイズ 食味が良い甘長とうがらし!!」です。長くなりましたがジャンボ青唐が品種名のようです。商品タグの裏にある説明によると植え付けから60日程度から収穫可能で、株間は広めの45cmから50cmくらいとるといいらしいです。一番花の上下にある2本の脇芽をのばして3本から4本仕立てで育てるといいと書いてありました。今回はプランターに1本植えなので株間は関係ありませんが、何本仕立てにするかはまだ決めていません。たぶん3本か4本、あるいは放任にすると思います。
ジャンボ青唐の植え付け準備
今回はプランターです。準備するものをまとめておきました。
ジャンボ青唐のプランター栽培に準備するもの
ジャンボ青唐の苗
まず何といっても苗が必要です。今回の苗は先ほど振れたエムソンのジャンボ青唐です。1本だけ一つのプランターに植えつけます。
プランター
プランター10号の浅底(標準)タイプの丸型プランターです。贅沢に1本づつ植え付けます。
培養土
培養土は超スタンダードなコメリオリジナル培養土です。Ph調整済みで元肥、堆肥入りです。
鉢底石
鉢底石には軽石を使います。最近あまり重いプランターを持ち上げるのが大変になってきました。軽石で少しでも軽くしたほうが移動の時に楽です。また、使い回ししやすいように、軽石は排水口用のネットに入れています。
過リン酸石灰
元肥入りなので、基本的に元肥は入れませんが、今回は過リン酸石灰を少々入れてみました。これは別になければないで、全然問題ありませんが、実成を良くする効果を期待して混ぜておきました。
その他の道具として
そのほかに、園芸用スコップと水やり用の如雨露が必要です。
ジャンボ青唐の苗をプランターに植えつけるときに注意する3つのポイントと失敗しない手順
注意するポイント
以下のポイントに注意して植え付けるとうまくいきます。
ポイント1:ウオータースペースを3cmから5cmくらいとって植え付ける。
ポイント2:あまり深植えしない。ポット苗の地表面の高さとウオータースペースを取ったプランターの地面をだいたい同じにする。
ポイント3:ポットから出すときに根を崩さないように心がける。
植え付けの手順
⓵鉢底石を敷く
鉢底石をプランターの底に敷き詰めます。鉢底石はネットに詰めて一面に敷きます。鉢底石がなくても栽培が可能ですが、鉢底石を敷くことのメリットもたくさんあります。水はけがよくなるだけでなく虫の侵入も抑制してくれるので極力鉢底石を敷くようにしています。
②培養土をプランターに入れる
培養土をプランターに入れるときは、一度にいっぱいまで入れるのではなく、2/3くらい入れてから苗の高さを調整して、土を足していきます。まず培養土を2/3くらい入れてください。この時に先ほど説明した過リン酸石灰を少々まきました。
③苗をセットして植えつる高さを調整する
一度ポットに入ったままの苗を土の上に置いて、苗の高さを調整するとウオータースペースの確認ができます。そのあと苗をポットから抜いて、土の上に置いて、ポット苗の地面の高さと、ウオータースペースの高さが一致するように、苗を少し埋めたり土をもって調整します。
今回は、ポット苗を少し埋めて高さを調整しました。
ちなみに根張りの状態はこんな感じでした。
④培養土を足して安定させる
苗の周りに新しい培養土を足して、そのあと軽くプランターを上下左右にゆすったり、地面にやさしく、底面をたたきつけて土を安定させます。
⑤たっぷりと水を与えます
最後にたっぷり水を与えて終了です。
しばらくはこのまま放置することになりますが、風がきつかったのでビニールで行燈を作って養生していきました。こうしておくと活着まで風で倒れる心配がいりません。
ビニール袋で作る簡単な仮支柱代わりの養生についてはこちらの記事を参照してください。
今日はこれで作業終了です。この後は本支柱の立て方や追肥についてのレポートになります。お楽しみに、、、、、、
第二話はこちらです。