5月に入るとジャガイモ苗もかなり大きく成長しています。芽かきして、2本立ちくらいにして、追肥と土寄せの後、しばらくすると、ジャガイモの苗にも花が咲きだします。ジャガイモの栽培で大切な管理の一つに、花芽を取る作業、摘花の時期が近づいてきています。
なぜ、花を摘むかとゆうと、花を育てるために余分な養分を使わないように、言い換えれば、ジャガイモを生育するために養分を使ってもらうために、花は早めに摘み取ります。
2018年5月2日(水)
今日はジャガイモの花を摘み取りました。4月の下旬ごろから、蕾がちらほら目立つようになってきていたのですが、ある程度まで、出そろうのを待っていました。一度に摘み取るほうが、作業工程を終了したことが確認しやすいので、今日まで待って、一度に摘み取りました。
ジャガイモの花の摘み取り方
ジャガイモの花の摘み取り方は簡単です。はさみなどは必要なく、蕾を爪先でひねってかき取るだけです。よく芽会などの作業で、はさみは使わずかき取るほうが、はさみから病気が侵入する可能性があるので、いいということが書かれていますが、ここでも同じで、茎が柔らかいので、はさみなどは必要ありません。
ジャガイモは何科?ナス科?
ジャガイモはナス科の植物です、
ジャガイモの花はナス科だけあって、蕾だけ見てると蕾の付き方はトマトにすごく似ていますし、ナスには通常ひと房に1つか2つの花しか付きませんが、蕾はナスに似ています。
こちらがトマトのつぼみです。
ジャガイモの花蕾摘み取り
少々横道にそれてしまいましたが、本題であるジャガイモの蕾摘みに戻ります。
この作業は非常に簡単で、爪の先でつまんでかき取って、摘んだ花は捨てるだけです。
花を摘む理由は、必要ないのと、養分を地下のジャガイモの根に集中させるためです。
ジャガイモの花蕾の摘み取り作業は、今後収穫までの間、蕾を見つけるたびに随時行わなければいけない作業になります。
ジャガイモのつるボケ対策?
茎が太くて若干心配しています。キタカムイときたあかり、男爵の3種類植えてあるのですが、特にキタカムイという品種の苗が以上に大きいのです。キタカムイはたくさんあったので、カットせずに種イモをそのまま植え付けたのが多かったので、その影響なのか。ちょっと茎が伸びすぎているように思いますが、もうしょうがないのでこのまま様子を見たいと思います。ただし、つるボケ対策として、もう追肥などはしないで行くつもりです。
その他の5月の栽培管理
花摘み後、5月のその他の管理は、土寄せと害虫駆除、そして雑草の草ひきです。
土寄せ
土寄せは、土中にできるジャガイモの実が光に当たらないように、できるだけ土寄せして、株元を覆っておくようにします。
害虫駆除
主な害虫は、この辺はしっかりナス科なので、この時期は、テントウムシダマシやアブラムシなどに注意しておきましょう。
テントウムシダマシは、見つけたら、ペットボトルなどに入れて捕殺したり、手袋をして葉から離して、足で踏みつけ足りしています。
上のテントウムシは、葉を食べるので害虫とみなされています。
本物の七星テントウは、星が7つで体がつやつやしています。
本物のテントウムシはアブラムシを食べてくれるので益虫とされています。
七星テントウの他に黒いのもいます。
本物のテントウムシを見つけたら結構うれしいんですが、テントウムシがいるってゆうことは、アブラムシもいるってゆう事になるので微妙です。それでもテントウムシさんに頑張ってもらわないといけないので、、、
今日は、気温が最高で28度まで上がっていました。(手持ちの温度計にて)
これから虫も増えてくるので大変です。
除草作業
これは手でコツコツやらないとしょうがないですね。
午前中草ひきをしていたらこんなやつがいました。
写真ではサイズがわかりにくいのですが、かなり大型で体長10cm以上はゆうに超えていました。
続く