プランターで栽培中の札幌大長辛ナンバンの苗に支柱を立てました。これまでの札幌大長辛ナンバン唐辛子のプランター栽培についてはこちらのお記事をご覧ください。
第一話 札幌大長辛ナンバン唐辛子はプランターで栽培する⓵|札幌大長辛ナンバンの特徴と確実に活着させる簡単な方法とは
第二話 札幌大長辛ナンバン唐辛子のプランター栽培②|札幌大長辛トウガラシの追肥の頻度と肥料の3要素について
そして今回は、プランターに支柱を立てって株を安定させたいと思います。
トウガラシの支柱
ナス科の野菜には支柱が必要?
トウガラシはナス科の代表野菜の一つです。ナス科の野菜であるシシトウや万願寺唐辛子、ピーマンなどを栽培するときは株を安定させるために支柱が必要です。支柱なしでも地面に寝かせて栽培することもできなくはありませんが、できれば支柱を立ててあげたほうが無難です。縦に育てたほうがスペースも節約できるので通常ナス科の野菜は支柱を立てて仕立てます。
こちらはナスを3本仕立てで育てるときに立てる支柱です。3本の枝をそれぞれ斜めに立てた支柱に固定しながら育てていく方法です。茄子の場合、一つの株に150cmの長さの支柱を3本使います。茄子を数株栽培する場合、この方法が一番効率的で経済的です。
トウガラシの支柱
ナス科の中でも唐辛子の支柱はもっと簡単なもので大丈夫です。万願寺唐辛子やシシトウやピーマンなどの唐辛子類の茎は、緑色でナスより柔らかく、トマトより硬い性質があります。株の大きさもナスよりこじんまりとしています。獅子唐や万願寺唐辛子やピーマン、パプリカなどの栽培でも、ナスの3本仕立てと同じ方法で支柱を立ててもいいのですが、家庭菜園で予算をかけずにピーマンなどの唐辛子類を栽培する場合、1本の支柱と紐を使って栽培することができます。
札幌大長辛ナンバンのプランターに支柱を立てる
今回はプランターなので、120cmの支柱1本と上から紐で枝を吊り下げる方法で仕立てたいと思います。支柱の立て方は非常に簡単です。
支柱の立て方
株元から?cm離せばいいのか?
株元から5cmくらいはなして120cmの支柱を1本立てます。
畑で露地栽培する場合は、株元から10cmくらい離して支柱を立てますが、プランターなので5cmくらいしか離せません。10号鉢なので鉢の直径は30cmなので、これくらいが一番いいと思います。
支柱に苗を固定する
支柱をしっかり立てたら後は苗を支柱に固定します。固定するときは、紐を8の字を描くように結びます。あまり強くならないようにしてください。きゅうきゅうにしてしまうと後で茎が太くなった時に、窮屈になってしまいます。もっと茎が太くなったら、首が締まった状態になり、根からの養分のいきわたりが悪くなります。
今日の作業はここまでですが、今後株が成長して枝が伸びてくると、支柱の頂点から紐で吊り下げていきます。吊り下げる方法は株がもう少し大きくなってからの作業です。続く、、、
第四話はこちらです。