栽培の特徴
種類 | 科目 | 土壌Ph | 連作障害 | 栽培難易度 |
ミョウガ | ショウガ科 | 5.5~6.0 | なし | ☆ |
基本情報
- 科名属名:ショウガ科ミョウガ屬
- 原産地:東アジアの大陸
- 草丈樹高:40㎝~80cmくらい(地上部)
- 特徴:多年草(宿根性)耐寒性 冬は地上部が枯れる
- 日照条件:日なた 半日陰
- 生育適温:20℃から23℃(20℃前後が最適)
- 水やり:乾いたらたっぷり与える
- 植え付け:春植え3月から4月 秋植え10月~11月
- 開花期:7月から10月
- 収穫期 5月~10月
連作障害
ミョウガはショウガ科の野菜で、連作に強い野菜です。
栽培スケジュール
畑の準備
土つくり
- 種まきの2週間ぐらい前に畑に(苦度石灰をまき土壌を中和し)よく耕します。適正土壌pHは5.5~6.0です。
- ミョウガは弱酸性の土壌を好みます。極端に酸性に傾いた土壌以外は、苦土石灰は少なめで大丈夫です。
- さらに7日から10日前までに、堆肥を施し深く耕します。堆肥の目安は1㎡あたり約2kgの完熟牛糞たい肥です。元肥は化成肥料を一株当たり50g程度施しておきます。
- 十分い根を広げて養分を吸収できるように20cm~25cmくらい深めに耕します。
- 畑の石や木片など根の障害になるようなものは取り除いておきましょう。
畝立て
- 幅60cm高さ10cmほどの畝を立てマルチを張ります。
- マルチはいりません
- 日当たりも気にしなくてもいいので、畑とゆうより、むしろ庭のちょっとしたスペースで育てられます。
栽培管理
植え付けの準備
種は販売されていません。園芸店では根株と呼ばれる地下に伸びた茎か苗が販売されています。
植え付けと株間
根株も苗も植え付ける際の株間は同じで、畑には株間15cm~20cm確保して植え付けます。プランター栽培の場合は10㎝~15cmあけて植え付けます。
水やり
乾燥に弱く、水切れをさせると弱ってしましますので、畑でもプランターでも、乾いたらたっぷり水やりしてあげます。
追肥
6月~10月の間、月に一度の割合で化成肥料を栽培スペース全体に軽く、少量をパラパラとまんべんなくまき、自然に土に浸透させます。
収穫
花穂の収穫
植え付けて1年目は、あまり収穫は期待できません。2年目あたりから株が充実してきて収穫できるようになります。花ミョウガはカブの周りに次々となってきます。収穫期になると株元を手で探ってみて、ミョウガの花穂がないか探して収穫します。花が開いてしまうと、風味が損なわれますので早めに集荷してください。
みょうがタケの収穫
植え付け後2から3年目からの新芽を遮光して軟白させて、高級食材のミョウガタケを収穫することができます。